お客様に対して正直に!質の高さにこだわった確かな技術をご提供
親の紹介から塗装業へ
ー塗装業に携わることになったきっかけを教えてください。
中学校を卒業した後、職人だった親の紹介もあり塗装業に携わることになりました。
3年間ほど経験を積み、定時制高校に進学して一度は様々な業種のアルバイトをしたこともありましたが、最終的には塗装業一本に絞り、経験を積み重ねてきました。
29歳の時に独立
ー独立に至った経緯を教えてください。
もともとは2次請け、3次請けの塗装会社で職人として働いていました。
会社の、顧客ファーストよりも利益体質な面や、しがらみが自分には合わず、29歳の時に独立しました。
会社に属している時は、お客様から2回〜3回塗ることができるくらいの金額をいただいているのにも関わらず、仲介業者が間に入ることで予算が限られてしまったり、お客様の満足のいく仕上がりにできなかったことがあり、その時は本当にやりきれない気持ちになりました。
自分たちの仕事が、塗装業界全体のイメージダウンにも繋がってしまうのではと悩んだこともありましたね。
お客様に対して正直であること
ーお仕事をされるうえで大切にしていることを教えてください。
まず、お客様に対して正直であることを心がけています。「なぜこの塗料や材料を使っているのか?」などのお客様の疑問に対して、正直に答えることで信頼関係が構築できると考えています。
そのためには、職人としての経験だけではなく、材料や塗料などの知識も必要です。「できることはしっかりやる。できないことはできない理由を正直に伝える。」をモットーにお仕事をさせていただいています。
ーお客様のとのエピソードを教えてください。
私は人よりも大柄なため、お客様と初めてお会いした際には驚かれることも多いです。職人の仕事はフットワークが大切なため、本当にこの人で大丈夫なのかしら?という目で見られることも珍しくありません。
しかし、長年の経験から無駄のない俊敏な動きを心がけており、お仕事を終えた時に驚かれることもよくありますね。フットワークには自信がありますよ。
趣味が仕事にも活きている
ー休日は何をして過ごされていますか?
パソコン本体を部品から組み立てることが趣味です。
高い部品を購入すれば性能の良いパソコンは簡単に作れますが、部品選びから工夫をして、低コストで高機能のパソコンが作ることが楽しいですね。
ー趣味も仕事に活きているのですね。
そうですね。お客様からいただいたお金から良いものを作りたいと思っています。
特に仕事では、「この人に頼んで良かった」と思っていただきたいため、質の高いものを作ることは常に心がけています。
外壁、内装の塗装は決して安い金額ではありません。
限られた予算内で高い成果物を仕上げるという意味では、趣味のパソコンを作ることと通ずるものがあるかもしれないですね。