廃業寸前からの大改革!ワンストップの施工で安心してお任せ|株式会社鍛治庫商店 常務取締役 髙木様

株式会社鍛治庫商店 髙木様に会社の成り立ちや歴史、強みについてお伺いしました。
2022/11/25

古い体質からの脱却

ーどのようなきっかけで、ご実家の経営に携わるようになりましたか?

父が弊社の四代目代表なのですが、もともと私は実家で働くつもりはありませんでした。

様々な建設現場で建築系の経験を積んではいましたが、実家をただの田舎の水道屋だと思っていたからです。


10年ほど前に一人暮らしに飽きて、実家に戻ってきました。当時は仕事を覚えるつもりもなかったのですが、なんとなく実家で働き始めました。


私が実家に戻ったばかりの時は、先代の古い体質の経営方針が残っており、何を言っても新しい考え方が通らなかったです。そして経営が父母の代になった5年前に、株式会社に変わり経営体制が一新されました。


しかし、2期目にはとてつもない赤字になり廃業寸前でした。その時に私の提案で、税理士からコンサル付きの会計事務所に変更して、経営改革が始まりました。収支をきちんと計算して価格を見直し、適正価格や適切な経営方針で再スタートをしました。


倒産の危機が、大改革の転機に

ー経営改革は、すぐにうまくいきましたか?

お客様から依頼される難しい課題を、従業員全員で乗り越えていきました。

倒産の危機から私の尻にも火がつき、全社員でぶつかり合いながらも難しい現場をこなしていきました。


今となっては「できない現場なんてないだろう」と感じます。そう思えるくらい、様々な難題を乗り越えてきました。もともと全て自社施工体質であったため、当社では土木配管から建築配管まで、幅広く自社施工で対応することができます。


ー数年の間で株式会社鍛治庫商店様には大きな変化があったのですね。

会社としてできることが増え、お客様からの評価に繋がり、工事単価を向上できるという良いサイクルが生まれました。

業績が徐々に伸びていき、現場の職人さんたちも経営に意識が向くようになりました。経営ビジョン・戦略に合わせて案件の幅が広がっていき、社員全員の技術も日々向上し続けています。


振り返ると、この4年間で本当に大改革が起こりましたね。

お陰様で前述の会計事務所からも高い評価をしていただいております。



ワンストップで対応できるため「安心して任せられる」との声

ーお客様からの評価を教えてください。

弊社は、土木配管と建築配管の両方の施工が自社でできます。

そして元々官庁系の工事も多く行っていたことから、自社でしっかり施工計画の立案・管理も行っており、すべてをワンストップでできるので「安心して任せられる」というお声を頂いております。


ー職人さんや協力会社さんとの関係構築で大切にしていることは何でしょうか?

職人さんや協力会社さんにとって、無理のない計画をたてるようにしています。私たちがお客様と直接コミュニケーションをとっているので、このあたりの調整は比較的柔軟にできるほうだと思います。


そして賃金も遅延などすることなく、しっかりとお支払いもしております。会計上も安定した経営状況ですので、安心していただきたいですね。

弊社が様々な経験をしてきたので、技術面だけではなく経営の相談にも乗れるかと思います。パートナーとして、難しいことも一緒に乗り越えていければと思っております。

ゆくゆくは協力業者様にも勉強会やメーカー講習会、当社の経営戦略会議への出席等を企画していきたいと考えています。