中村電設工業(株)のブログ

中村電設工業(株)
58.1kwの自家消費太陽光の設置を行いました。

自家消費型太陽光発電のメリット
自家消費型太陽光発電を導入すると、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか。代表的な3つのメリットを紹介します。

CO2の削減になる
CO2の削減が重要視されるようになった理由として、2020年に「カーボンニュートラル宣言」が行われたことがあります。この宣言は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指す」ものであり、一般企業に対してもCO2削減の取り組みを求めています。

現在主流である化石燃料による火力発電は、1kWhあたり約690gのCO2を排出するとされています。一方、太陽光発電によるCO2排出量は1kWhあたり17~48gと、大幅にCO2を削減できるため、国をあげて導入が推進されているのです。

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電気料金の削減になる
2021年9月以降、多くの電力会社で電気代の値上がりが続いています。ウクライナ情勢を受けて世界的に化石燃料の価格が高騰していることから、連動して電気代も高騰しているのです。電力会社10社のうち、9社は現制度上の上限価格に達していますが、上限撤廃の動きが強まっており、今後も電気代高騰は続くものと予想されています。

電力の自家消費ができれば、高額の電力を買う必要がなくなります。さらに、余剰を売電すれば収入も期待できるのです。

災害時の非常用電源として使える
2011年の東日本大震災を契機に、近年では地震だけでなく台風や大雨による大規模な災害が多発していることから、災害時の分散型電力の必要性に注目が集まっています。

さらに、地震による火力発電所の被害や急な気温低下が重なったことから、2022年3月に初の「電力需給逼迫警報」が発令されました。

そのため、災害時や停電時に備えた非常用電力の重要性が高まっています。太陽光発電は天候や時間帯の制約は受けるものの、停電時でも電力を確保できることから、非常用電源として導入する企業も多いのです。
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