こんにちは。ビスタの津嶋です。
今回はセットローンについてわかりやすく解説していきます。
画像でわかりやすく説明した元記事はこちら↓
https://vista.tokyo/blog/slug-aff65bc6e1ee14cc3282a50af366f63d
【セットローンって?】
セットローンとはリフォーム資金セット型ローンのことで、中古住宅購入資金とリフォーム資金をまとめて1本の住宅ローンでご利用いただけます。
ローンを1本化することによって、リフォーム資金も住宅ローンと同じ金利で借入することができます。
さらにはリフォームローン単体よりも返済期間が長いので、月々の支払いを抑えることができます。
【リフォームローンとセットローンの比較】
まず知っておいていただきたいのが、リフォームローンと住宅ローンはまったく別の商品であるということです。
住宅ローンは金利0.5〜1%前後、返済期間20~35年、借入可能額が約1億円程度であるのに対し、リフォームローンは金利1~3%、返済期間10~15年、借入可能額50~1000万円程度に設定されています。
・リフォームローン
リフォームローンは、リフォーム・リノベーションのローンのことです。
所有している自宅を修繕・改装する場合に利用できます。
リフォーム・リノベーション専用のローンなので住宅購入費に充てることはできません。
住宅ローンより金利は高く、返済期間は短めに設定されています。
・セットローン
セットローンとは、リフォーム・リノベーション費用を住宅ローンに組み込んで借入可能なローンです。
リフォームローン単体と比べるよりも金利が安く、返済期間も長くなっています。
借入の際には「工事の見積書」や「設計図」も必要となります。
「中古を買ってリノベーション」を考えた時には、リフォームローンと住宅ローンを別々で組むよりも、セットローンで組む方が返済負担を軽くしてくれます。
実際にそれぞれのローンシミュレーションを比較してみると次のようになります。
2800万円の中古物件を購入し、1000万円でリノベーションした場合のシミュレーションです。
・住宅ローンとリフォームローンを分けて組む場合
住宅ローン月返済額 74,200円
リフォームローン月返済額 66,600円
・セットローンで両方まとめて組む場合
リノベセットローン月返済額 100,700円
※住宅ローン35年金利0.625%リフォームローン15年金利2.5%で試算
リフォームローン利用の場合は月々の返済額が14万円であるのに対して、セットローン利用の場合は10万円です。
住宅購入費用と工事費用は同じでも、ローンの組み方によって月々の返済額にここまで差があります。
【セットローンを利用する際に銀行に提出するもの】
「中古を買ってリノベーション」で利用するセットローンでは、事前審査のタイミングで提出が必要になるものがあります。
・リノベーションの見積書
・工事の請負契約書
この2つを事前審査の段階で金融機関へ提出しなければならないことがほとんどです。
物件を決めたら、すぐにリノベーションのプランと見積書を準備して事前審査になりますので、かなりスケジュールがタイトになります。
【ワンストップサービスがおすすめな理由】
不動産会社とリノベーション会社などが別々の会社の場合、それぞれと打ち合わせをして調整していかなければならず、タイトなスケジュールの中でかなりの数のタスクをこなさなければなりません。
イベントごとにそれぞれの担当窓口と話し合ったり、書類を用意したり、契約や確認のために足を運んだりという手間を、全て自分でやるというのは骨が折れます。
まして会社にお勤めされながらというと、割ける時間も限られてきます。
始めは、こんな内装にしたい、キッチンはこうして、と理想を持っていたのが、タスクに忙殺されてあまり希望を叶えられないまま契約してしまったというケースもあります。
ここからは弊社の宣伝にもなってしまいますが、「中古購入+リノベーション」がワンストップサービスの会社であればこれらの手間を大きく減らすことができます。
中古を買ってリノベーションしたいお客様を専門にしているので、すでにセットローンが通りやすい銀行の開拓もされていますし、売り物件の時から室内を現地調査していることに加え、施主の要望をあらかじめヒアリングしているので、見積書やリノベーションプランの図面もスムーズに用意することが可能です。
何より「窓口がひとつになって気疲れせずに済む」というのが、最大の利点ではないでしょうか。
加えて弊社の場合は、リノベ不動産グループが提供する、入居後も安心な業界最高水準のアフターメンテナンスサポート「TEATSUKU」にご加入いただけます。
【住んでからリノベーションよりも「住む前」にリノベーション】
中古購入を検討中の方の中には「とりあえず物件を購入して、じっくりプランを練ってからリノベーションしよう」と考える方も少なくありません。
しかしこの場合、物件購入時の住宅ローンを継続しながら、新たにリフォームローンを申し込むことになり、前述のように金利や月々の返済額が上がってしまうため、返済可能かどうかを厳密に審査された上で借入を断られるという可能性も出てきます。
加えて担保型のリフォームローンを組む場合は、抵当権を新たに設定する必要があるため、多くの書類に記入する手間や司法書士への手数料の支払いなどが発生します。
「どうしてもじっくり考えたいので住んでからでいい」という方以外には、住む前にリノベーションを強くおすすめしております。
【まとめ】
はい、いかがだったでしょうか?
今回はセットローンについてお話しさせていただきました。
お伝えした内容のまとめとしてましては、
1.リフォームローンよりセットローンがお得
2.中古+リノベはワンストップサービスがおすすめ
3.住んでからよりも、住む前にリノベーション
今回は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回はセットローンについてわかりやすく解説していきます。
画像でわかりやすく説明した元記事はこちら↓
https://vista.tokyo/blog/slug-aff65bc6e1ee14cc3282a50af366f63d
【セットローンって?】
セットローンとはリフォーム資金セット型ローンのことで、中古住宅購入資金とリフォーム資金をまとめて1本の住宅ローンでご利用いただけます。
ローンを1本化することによって、リフォーム資金も住宅ローンと同じ金利で借入することができます。
さらにはリフォームローン単体よりも返済期間が長いので、月々の支払いを抑えることができます。
【リフォームローンとセットローンの比較】
まず知っておいていただきたいのが、リフォームローンと住宅ローンはまったく別の商品であるということです。
住宅ローンは金利0.5〜1%前後、返済期間20~35年、借入可能額が約1億円程度であるのに対し、リフォームローンは金利1~3%、返済期間10~15年、借入可能額50~1000万円程度に設定されています。
・リフォームローン
リフォームローンは、リフォーム・リノベーションのローンのことです。
所有している自宅を修繕・改装する場合に利用できます。
リフォーム・リノベーション専用のローンなので住宅購入費に充てることはできません。
住宅ローンより金利は高く、返済期間は短めに設定されています。
・セットローン
セットローンとは、リフォーム・リノベーション費用を住宅ローンに組み込んで借入可能なローンです。
リフォームローン単体と比べるよりも金利が安く、返済期間も長くなっています。
借入の際には「工事の見積書」や「設計図」も必要となります。
「中古を買ってリノベーション」を考えた時には、リフォームローンと住宅ローンを別々で組むよりも、セットローンで組む方が返済負担を軽くしてくれます。
実際にそれぞれのローンシミュレーションを比較してみると次のようになります。
2800万円の中古物件を購入し、1000万円でリノベーションした場合のシミュレーションです。
・住宅ローンとリフォームローンを分けて組む場合
住宅ローン月返済額 74,200円
リフォームローン月返済額 66,600円
・セットローンで両方まとめて組む場合
リノベセットローン月返済額 100,700円
※住宅ローン35年金利0.625%リフォームローン15年金利2.5%で試算
リフォームローン利用の場合は月々の返済額が14万円であるのに対して、セットローン利用の場合は10万円です。
住宅購入費用と工事費用は同じでも、ローンの組み方によって月々の返済額にここまで差があります。
【セットローンを利用する際に銀行に提出するもの】
「中古を買ってリノベーション」で利用するセットローンでは、事前審査のタイミングで提出が必要になるものがあります。
・リノベーションの見積書
・工事の請負契約書
この2つを事前審査の段階で金融機関へ提出しなければならないことがほとんどです。
物件を決めたら、すぐにリノベーションのプランと見積書を準備して事前審査になりますので、かなりスケジュールがタイトになります。
【ワンストップサービスがおすすめな理由】
不動産会社とリノベーション会社などが別々の会社の場合、それぞれと打ち合わせをして調整していかなければならず、タイトなスケジュールの中でかなりの数のタスクをこなさなければなりません。
イベントごとにそれぞれの担当窓口と話し合ったり、書類を用意したり、契約や確認のために足を運んだりという手間を、全て自分でやるというのは骨が折れます。
まして会社にお勤めされながらというと、割ける時間も限られてきます。
始めは、こんな内装にしたい、キッチンはこうして、と理想を持っていたのが、タスクに忙殺されてあまり希望を叶えられないまま契約してしまったというケースもあります。
ここからは弊社の宣伝にもなってしまいますが、「中古購入+リノベーション」がワンストップサービスの会社であればこれらの手間を大きく減らすことができます。
中古を買ってリノベーションしたいお客様を専門にしているので、すでにセットローンが通りやすい銀行の開拓もされていますし、売り物件の時から室内を現地調査していることに加え、施主の要望をあらかじめヒアリングしているので、見積書やリノベーションプランの図面もスムーズに用意することが可能です。
何より「窓口がひとつになって気疲れせずに済む」というのが、最大の利点ではないでしょうか。
加えて弊社の場合は、リノベ不動産グループが提供する、入居後も安心な業界最高水準のアフターメンテナンスサポート「TEATSUKU」にご加入いただけます。
【住んでからリノベーションよりも「住む前」にリノベーション】
中古購入を検討中の方の中には「とりあえず物件を購入して、じっくりプランを練ってからリノベーションしよう」と考える方も少なくありません。
しかしこの場合、物件購入時の住宅ローンを継続しながら、新たにリフォームローンを申し込むことになり、前述のように金利や月々の返済額が上がってしまうため、返済可能かどうかを厳密に審査された上で借入を断られるという可能性も出てきます。
加えて担保型のリフォームローンを組む場合は、抵当権を新たに設定する必要があるため、多くの書類に記入する手間や司法書士への手数料の支払いなどが発生します。
「どうしてもじっくり考えたいので住んでからでいい」という方以外には、住む前にリノベーションを強くおすすめしております。
【まとめ】
はい、いかがだったでしょうか?
今回はセットローンについてお話しさせていただきました。
お伝えした内容のまとめとしてましては、
1.リフォームローンよりセットローンがお得
2.中古+リノベはワンストップサービスがおすすめ
3.住んでからよりも、住む前にリノベーション
今回は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
3