豊富な経験を活かして!海外案件の参画という目標へ向かって
「モンゴルの発展に役立ちたい」という想いから
ーどのようなきっかけで、この業界に携わることにりましたか?
私はモンゴル出身なのですが、高校留学のために初めて来日しました。高校卒業後に一度モンゴルへ帰国しましたが、その時に改めて「モンゴルはインフラが整っていない発展途上国なのだ」と気が付きました。
そして、「モンゴルの発展に役立ちたい」「道路を建設する技術者になりインフラを整えたい」という想いが生まれました。そのような背景があり日本の大学へ入学し、土木工学を学びました。
卒業後は大手ゼネコンへ入社し、道路工事関連や土木工事全般の経験を積みました。その会社で8年間勤務したのですが、4年目で一級土木施工管理技士、6年目で国土交通省の現場代理人の資格を取得しました。
入社時の面接から「将来はモンゴルに貢献をしたい、そのために独立したい」という意思は伝えていましたよ。
そして仕事のタイミングが良かったことと、幅広い経験を積み自信もついたことから、昨年独立しました。
以前勤めていた大手ゼネコンとの関係も良好で、今でもお付き合いをさせていただいています。
これまで、大規模な工事現場で多くの経験を積んできました。
そしてここ数年では、現場の工程管理から原価管理まで対応を任せていただくようにもなりましたよ。
豊富な経験と人との繋がりを強みに
ーGoConstruction株式会社様の強みを教えてください。
私たちの強みは豊富な現場管理経験と、人との繋がりです。
3月に会社を設立したのですが、翌月の4月から仕事を始めることができました。
そして同年7月には、建設業許可の取得もしています。
会社設立にあたり取締役に就いてくださるなど、ありがたいことに多くの方々からの応援を受けました。
社会人1年目の頃からお世話になっている協力会社さんからも、独立する際にお声がけいただきました。
当時の仕事ぶりを評価をしてくださったのだと感じています。
常に強い責任感を持って
ーお仕事をするうえで、どのようなことを大切にしていますか?
私は仕事をするにあたって「責任感」を大切にしています。
新卒でゼネコンへ入社した頃から「実力をつけていつかモンゴルに帰る」ということを常に考えていました。
そのため「与えられた現場は自分のものだ」と強い責任感を持ち、日々仕事に励んできました。
このように、同世代と比較すると強い責任感を持ち仕事を遂行してきた自負があります。
15歳で親元を離れたのですが、離れることで親の偉大さが分かり、心から感謝しています。
高校を卒業して一度モンゴルへ帰国した際に、日本との技術の差を身に染みて感じました。
そして、「より一層勉強や仕事に邁進しなければ」と身が引き締まりました。
信頼する方々と一緒に
ーどのような従業員の方や協力会社さんと働いていますか?
現在は3名の従業員の方と一緒に仕事をしています。
独立時にお声がけくださった方に、取締役を務めていただいています。
叔父の友人で4年前から知り合いだった方も、現在従業員として一緒に働いていますよ。
4年前に一級土木施工管理技士を取得したのですが、まだ経験が浅かったため、もっと実績を積みたいと考えていました。そのタイミングで経験豊富な叔父の友人と出会い、独立した際に「一緒に働こう」とお声がけいただきました。このように、弊社は信頼する方々と一緒に立ち上げた会社です。
協力会社の方々とも、お互いに信頼して一緒に仕事をしています。
ゼネコンに勤めていた時は、まだ現場監督の経験が浅く間違えてしまうことも多々ありました。
しかしその際には、作業員さんに素直に謝り仕事を教えていただくことを心がけていました。
自分が間違えてしまった経験があるからこそ、仕事を依頼する時は細かい部分まで丁寧に説明することを大切にしています。そしてお互いに納得したうえで、引き受けていただいていますよ。
海外の案件に参画することを目標に
ー将来の展望を教えてください。
経験と実績を積み重ね、5年後10年後にはモンゴルの入札などにも参加できるようになりたいです。そのため、法務を遵守して海外の案件にも参画することが直近の目標です。モンゴルだけでなくその他の東南アジア諸国の案件にも進出できるよう、準備を進めようと考えています。
また若い世代の職人さんへしっかりと技術を伝授し、育てていきたいと思っています。ゼネコンで働いていた頃は毎年2名の新人さんの教育を担当していたため、その経験を今後も活かしていけると思います。
ー休日はどのように過ごされていますか?
趣味が多く、週末はキャンプや登山、BBQ、友人とホームパーティーなどをして楽しんでいます。
毎週仕事とプライベートを切り替えて、楽しく過ごしていますよ。
会社のメンバーとも、月に1回は飲みに行っていますね。