トルコから来日!日本の高い基準の仕事を学び独立
「日本で働きたい」という想い
ーどのようなきっかけでこの業界に携わりましたか?
私はトルコ生まれですが、Made In Japanが好きで、母国にいる頃から「日本で働きたい」と思っていました。
トルコでは学校を卒業後、大手建設会社に就職し、トンネル開発工事の仕事に取り組んでいましたよ。
その後、新潟大学への留学をきっかけとして、2015年に来日しました。
そして日本の技術や方法をもっと学びたいと思い、日本に残ることを決めました。
日本人の皆様のしっかりしているところや、細かな対応から学ぶことが沢山ありますね。
このような理由で日本に残り、建築業界で施工管理の経験を積んできました。
また、「トルコと日本の架け橋になりたい」という想いもあったため、トルコの会社3社の立ち上げの手伝いも行ないましたよ。ツクリンクさんのサービスについては、その会社設立の手伝いをしていた時に知りました。
そして2022年7月、自身の会社も設立しました。
現在は千葉県を中心に一都三県にて、解体全般・産廃収集運搬を請け負っています。
丁寧なこだわりの施工
ー株式会社アヴェスタ様の強みを教えてください。
私たちの強みは、丁寧なこだわりの施工です。
私は、日本の会社で長年にわたり施工管理の経験を積んできました。
そのため、日本のルールや日本人の皆様がこだわっている点についてはしっかりと理解しています。
せっかく日本に来て働いているため、日本人の皆様が求めていることにお答えした仕事をしたいですね。
周囲への気配りとお客様への配慮
ーお仕事を進めるうえで大切にしてることはありますか?
周囲への気配りを大切にしています。
周りをよく見て、相手のことを考えながら仕事をするようにしていますね。当たり前のことですが、「大声で話さない」「周りの人に迷惑をかけない」といったことも大切にしています。
お客様に対しても、「写真を撮って共有する」などの配慮を行ない、お客様が不安にならないように心がけています。母国のトルコですと「少しの歪みがあっても大丈夫」というような風潮があるのですが、その点はしっかりと日本の基準で対応していますよ。
また、日本の方々は細かいところを大切にしており、1つのものを長く使われます。
このような文化や心も、学び続けていきたいと思っています。
会社が大切にしていることを理解してくれている方々
ーどのような従業員の方々と働いていますか?
皆さん、会社が大切にしている考え方を理解して働いてくださっています。
入社したばかりですと、会社の考え方や仕事の基準がわからないことも多いため、そんな時はしっかりサポートするようにしていますよ。
ー今後の展望を教えてください。
今後は解体だけではなく、重機の取り扱いなどについても、日本での学びを活かしてトルコに貢献していきたいと思っています。また、トルコにあって日本にないものを取り入れ、日本にも貢献できればと考えていますね。
日本の文化や歴史に触れる機会も提供していきたい
ー従業員の方々との関わり方について教えてください。
従業員の皆さんには仕事だけではなく、日本語や文化に触れる機会も提供していきたいと思っています。
また、日本についての知らない部分や、日本の歴史も伝えていきたいですね。
従業員の皆さんと一緒に海外旅行に行きたいとも思っていますよ。