女性目線の行き届いた設計が強み!将来もずっと住める家づくり

有限会社酒井設計の酒井利美様に、お仕事で大切にされていることや会社の強みについてお伺いしました。
2023/10/16

父の影響で「設計をしたい」という想いが生まれて

ーどのようなきっかけでこの業界に携わるようになったのですか?


弊社は1968年に創業し、一級建築士事務所登録をしてからもう25年が経ちます。

福島県郡山市を拠点とし、全国各地で活動していますよ。


私自身は父が工務店を営んでいた影響で建築に興味を持ち、「設計をしたい」と思い建築学科に進学しました。

そして大学卒業後には設計事務所に就職し、1年半程働きました。


平成20年に父が亡くなったため、工務店から設計事務所に変更し後を継ぎました。

その際には社名も変更し、設計事務所として新しくスタートを切りましたよ。


最近では県外の物件のご依頼も増えてきました。

コロナを機に様々な変化があり、現在はホームページを中心に集客するようになりましたね。


本の出版をきっかけに、ネットからの問い合わせが増加

ー有限会社酒井設計様の強みを教えてください。


私たちは夫婦で1級建築士の資格を取得しており、女性目線の行き届いた細かい設計ができることが強みです。「キッチン周りが充実している」「使いやすい間取り」「収納が多くて嬉しい」など、奥様から喜びの声をいただくことが多いです。


お客様から丁寧にヒアリングをしたうえでプランを作成をするため、採用される確率が高いです。一緒にお仕事をさせていただくことで、受注率が上がることも強みの一つだと思います。現実的な設計図を書くようにしているため、重宝されることもポイントですね。


また、社名を変えた時に「もっとこだわりの家がつくりたい」という本を出版しました。

そしてこれをきっかけに、ネットからの問い合わせも増えていきましたよ。


今だけではなく将来もずっと住める家を

ーお仕事をするうえでどのようなことを大切にしていますか?


まめなコミュニケーションを取ることや、実際に現場へ足を運ぶことを大切にしています。


私たちは、完成後に住む方がいる家を設計しているため、そのご家族の想いを大切にした家づくりをしたいと思っています。そのため、技術はもちろん大切ですが、それと同様に「気持ち」も大切だと考えています。


どんなにかっこいいデザインでも、使い勝手が悪いのでは良いデザインではありません。「キッチンはどのようにしたいか」や「趣味の部屋は必要か」など具体的なヒアリングを行い、設計に活かしていきます。


お客様の将来像やライフプランに合わせて、今だけではなく将来もずっと住める家をつくることも大切にして、日々仕事をしていますよ。


エリアを拡大し、日本全国で家を建てたい

ー将来の展望を教えてください。


これから先も変わらず、真心こめた丁寧な仕事をしていきたいです。

そして今後はエリアを拡大していき、日本全国様々な場所で沢山のご家族の家を建てたいと思っています。


夫婦2人で経営を

ーどのような方と一緒に働いていますか?


私たちは、夫婦2人で働いています。

妻とは仕事のこともプライベートのこともなんでも話せる関係なので、いつも色々な話をしていますよ。


ー休日はどのように過ごされていますか?


裏磐梯に住んでいるので、休みの日はよくトレッキングをしています。

特に妻は山を歩くことが趣味で、森の案内人という資格を持っていますよ。

私はゴルフをしに行くことが多いですね。

オンとオフはしっかりとわけて、気持ちを切り替えています。