自分にしかできない仕事を。 より難しい依頼に挑戦し続ける|阪神共同設備 柴田重市代表
課題にぶつかるたびに勉強し、乗り越える楽しさ
―この業界に携わるきっかけを教えてください。
知り合いに誘われたことが、この業界に入るきっかけでしたね。最初は内装工事の仕事から始まって、そこで10年ほど経験を積みました。
それから設備工事も行うようになりまして、もう25年ほど経ちますね。
―新たに設備工事まで手を広げることになり、難しくなかったですか?
内装工事にしても設備工事にしても、どのような仕事でも難しい場面は必ずあります。
設備工事は設備工事特有の難しさがありましたが、課題にぶつかるたびに勉強して乗り越えてきましたね。
好き嫌いが分かれるような仕事でもあるとは思いますが、私は楽しんで設備の仕事をしています。
他の会社にできなかった改修工事を、自分の手で解決
―どのような瞬間にやりがいを感じますか?
最近は、特に難しい改修工事のご依頼が多いです。
難しい水漏れや排水の詰まりなど、どこの会社に依頼しても対応することができなかったものを、自分が修理できた時にはとてもやりがいを感じます。
経験や知識を長年積み重ねてきた事が、今の仕事に活きているなと思います。
改修修理は難易度が高いため、修理することができずに困っている募集を探して対応しております。
「柴田さんじゃないとできない」そんな声が励みに
―お客様からどのようなお声を頂くことが多いですか?
「柴田さんじゃないとできないよ、ありがとう」と言っていただくことが多いですね。私自身もそのようにお客様に喜んでいただけるよう、腕を磨いていっています。
築年数が古く、修理が難しい建物のご依頼が多いです。古い建物だけではなく、新しい建物でも前の業者さんの不具合を修理することもあります。
私の技術を評価して、リピートしてくださるお客様が多いですね。
新しい技術を吸収する姿勢
―どのようにして技術を向上させているのですか?
私の他にも、優れた技術を持っている方は沢山いるので、そういった方々から学ぶことを大切にしています。自分のやり方や哲学はもちろん大切ですが、相手の年齢に関係なく吸収していくことが成長の鍵であると感じています。
これからもお客様が修理できずに困っているような、難しい案件をもっと対応していきたいですね。より難しいことにチャレンジしたいという想いがあり、日々腕を磨いていっています。
高めあった技術を次の世代に
―何名で活動しているのですか?
現在は主に3人です。大きな改修工事の時には、協力会社さんとも一緒に作業します。
いい職人さんはもちろん技術力は高いですし、「絶対になんとかする」という意識が高いですね。私たちはそのような職人が集まっており、みんなで切磋琢磨していますよ。
こだわりの強い職人同士でチームワーク欲仕事を進める秘訣は、相手の持っている知識、技術を素直に尊敬することですね。
また、こうしてお互いに高めていった技術を、次の世代に渡していきたいと思っています。