会社員時代の先輩や、そして現在のお客様へと続く「縁」｜greg株式会社 大島 寛之 代表

会社員で実績を重ね、独立への想いが芽生える

ーこの業界に携わるようになったきっかけはありますか？

元々私自身はガス業界にいた身でして、会社員として定期点検、部品交換などのメンテナンス系のサービスマンを10年間していました。

ただ、サラリーマンをする中で、元々独立したい気持ちがあった事も相まって、不完全燃焼というか、このままでいいのかという思いが芽生えてきました。

そこで新たなフィールドで何かできないかと考えていた時に、今でもお世話になっている先輩にお声を頂いて、ガス工事の修行が始まりました。

ーすぐに独立できたのですか？
自分の努力もありますが、周囲の先輩方のご協力が大きかったおかげで、通常であれば独立には３年程必要になるところを１年と少しでそこまで行きつく事が出来ました。

また、ガス業界は個人で経営していく方が多いのですが、私は独立して３年目に入った頃には法人化していました。

もちろん周りからの反対もありましたが、法人化をすることで更に仕事に拍車をかけたいという思いがあったため、そのような決断に至りました。

試行錯誤から、壁も乗り越える

ー仕事をする中で苦労したことはありますか？

人の動かし方には苦労しました。職人として業務をする立場であることと同時に、経営者として人を雇う立場にもあるため、その両輪を維持することはかなり大変でしたね。この点は現在も試行錯誤を繰り返して、その都度壁を乗り越えながらやっています。

また、初期の頃は仕事が中々頂けない事もあり大変でしたが、どんな仕事でも愚直に行う事によって、少しずつではありますが実績を積み重ねる事が出来たと思っています。

安全を最優先に。対話も重視しながら進める

ー仕事をする上で大切なことは？

ガスを扱う業種ですので、やはり最優先に考えているのは事故にならないことです。

会社としては、保安に加えて、見栄えや美観も売りにしています。
その点のオプションのバリエーションが多いのも特徴だと思っています。

また、私が元々サービスマンとしてお客様と対話してきた経験が多いこともあり、現場で働く職人には、職人になりきるのではなく、サービス業であることを理解して、人としてのマナーを忘れないようにと伝えています。やはりお客様がいてこその仕事ですので、そこを疎かにする事だけは無いようにしています。

ー息抜きはどうしていますか？

生活の中心に仕事があるので、息抜きが出来る事も減ってきてはいるのですが、マウンテンバイクや、ドライブなどのどちらかというとアウトドア系が好きですね。
仕事の前の朝に少し早く家を出て、近くの道で車を走らせる、なんて事をよくします。

それと、昔から絵を描くことが得意だったので、時間が空いたらそういう事にもチャレンジしたいですね。