月に400件超の問い合わせ!人気を支えるこだわりで確かな技術をご提供
今では月に400件以上の問い合わせ
ーこの業界に携わるきっかけはありましたか?
弊社は私で2代目になりますが、もともとは設計事務所として経営していました。
先代から木造住宅の案件は行なっており、その頃から私が主導で木造住宅の案件を担当していましたね。
WEBでの集客に力を入れたことが功を奏し、今では月に400件以上ものお問い合わせがあります。
無垢材を使用しながらも、低価格であること
ー貴社の強みを教えてください。
無垢材を使用しながらも、低価格であることが強みです。
お客様には、「ただ安い」だけでは喜んでいただけないと考えています。質をキープしつつ価格を抑えるために、もともと設計事務所であった事を活かし、設計工夫に力を入れています。
また、職人さんへの支払いを安くする、材料を安く買うといったやり方ではなく、「この設計をこうすれば安くなる」というエビデンスをもってお客様にご提案しています。結果としてシンプルな設計になることが多いのですが、導線が良くなり喜んでいただけていますよ。
こういったこだわりが好評をいただいている理由だと思っています。
ご紹介でお仕事をいただくことも非常に多いですね。
面白いものづくりをするという精神
ーお客様から見ての強みを教えてください。
弊社は自由設計のため、低価格ながらもお客様のこだわりを反映させた住宅をつくることができます。
一緒に仕事をしてくれている大工さんも、「面白いことやってるな」「ここの仕事をやりたい」と言って来ていただける方が多いです。
大手メーカーのような決まった工事ではなく、面白いものづくりをするという精神に共感していただけていると感じています。
業界では効率化が重視されていますが、無垢材を扱うにはやはり技術力が重要です。そのため、私共としても、技術へのプライドと責任を持って仕事してくださる方々と一緒に働いていきたいという想いは強いですね。
また、地元の仕事ですと、大工さんに一次請になっていただき、チームリーダーとして立ってもらっています。
現場管理費もしっかりお支払し、やりがいを持って仕事してもらえていると思います。遠方でも同じような体制をとっていきたいと考えていますね。
「現場を大切にする」
ーお仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
「現場を大切にする」ということです。
図面を書くにあたっても、ただ図面を書くだけではなく、「この線の意味は何なのか」「現場にどう落とし込めるか」といったところまで考えています。
この「現場を大切にする」という考えに至ったきっかけは、資格はあっても現場のことを分かっていない設計士にはなりたくない、と強く思う出来事があったからです。
そのため、現場でしっかり職人さんの声を聞き、吸収することも大切にしていますよ。
また、こういった考えを発信していくことも大切だと考えています。
他社さんで家を建てた後に弊社のことを知っていただいた方に、「知っていたらここで建てたのに」と残念がられたことがあり、その時、「情報発信をしないのは罪だ」と思ったことがきっかけです。
現場があるから職人さんは腕をふるえるため、営業のスキルも大事だなと考えています。
こういった意識をもって仕事をする中で、今軌道に乗ってきたなと感じていますね。
現場から吸い上げた意見を次回の現場や設計に活かす
ー従業員や協力会社の方々との関わり方について、どのようなことを意識されていますか?
弊社では「下請けさん」という言葉は使わず、「協力店」「施工パートナー」と呼んでいます。
現場から教えてもらうことは非常に多いですし、現場から吸い上げた意見を次回の現場や設計に活かすようにしています。現場と良い関係を築くことで、お互いに切磋琢磨できるよう心がけていますね。
遠方でも任せられる方々と
ー将来のビジョンについて教えてください。
去年は非常に忙しく、これ以上仕事を増やすのは難しいと感じることもありました。
やり方を変えるのか人数を増やすのかで悩みましたが、やりかたを変えるということは、今の「低価格ながら自由設計」というこだわりを捨てることになってしまうため、やり方を変えるのはまだ先の話だと思いましたね。
ただ、ちょっとした工夫で改善できる点はないかと考え、現場管理をオンラインで行うなど、便利なものはしっかり使っていこうと考えています。
そういった工夫の積み重ねで効率化を図り、よりお客様の期待に応えていきたいですね。
また、遠方の案件をいただいた時に対応できない自分たちが不甲斐ないという想いもあり、今後は遠方でもお任せできるような方々と一緒にお仕事ができればと思っています。