使いやすい足場作り!職人さんが長く働ける環境作りを大切に

株式会社ワンライズの鈴木代表に、会社設立までの経緯や強みについてお伺いしました。
2023/05/15

働く方が自分の時間を大切にできる会社へ

ーどのようなきっかけでこの業界に携わりましたか?


19歳からこの業界に携わり、21歳の時に独立しました。

個人事業主として約7年間働いた後に法人化し、会社は2期目を迎えます。


これまで働く中で、「元請業者さんとの打ち合わせと、現場作業の間に食い違いが出る」というケースが多くありました。そのため、その二者間のギャップを埋めることにより、もっといいものが作れると感じていました。


私が職人として働いていた時は、「23時頃まで働き、職人を酷使すること」が当たり前の業界でした。

しかし、自分が大変な経験をしたからこそ「仕事を早く終わらせ、職人さんが自分の時間を大切にできる会社」にしたいと考えています。そのためにも、しっかりと職人さんに仕事を教えて、私と同じクオリティの施工ができるような状態を目指しています。


そして、まずは自分の会社をモデルケースとして、業界全体に影響を与えていきたいです。良い足場を組めた時には感謝され、なおかつ17時には帰宅できるような業界にしたいと考えています。また、福利厚生も含めて社員の方に還元できる仕組みも構築していきたいですね。


会社が社員を大切にするだけではなく、社員がお客様を大切にする文化も作っていきたいです。


丁寧で時間に余裕をもった対応を強みに

ー​​株式会社ワンライズ様の強みを教えてください。


私たちの強みは、1つ1つの現場で丁寧に時間の余裕をもった対応ができることです。

余裕をもって対応することが、事故の減少に繋がります。

そして他社さんと比較すると、私たちは事故が少ないと思います。


また、お客様からは「良い足場だね」と評価をいただいています。
私ができるのは当たり前であるため、現在は従業員の方も同じクオリティで対応できる状態を目指しています。


他にも、スピードだけでなくしっかりと丁寧に仕上げることを心がけています。

これらの考え方は、従業員の皆さんにも日々伝えていますよ。


職人さんに合わせた使いやすい足場作り

ーお仕事を進めるうえで、どのようなことを大切にしていますか?


皆さんが使いやすい足場作りを心がけています。


足場は職人さん達が怪我をしないように組んでいるものです。そのため、塗装屋さんや屋根屋さん、大工さんそれぞれにとって使いやすい足場を作ることを大切にしています。私たちの丁寧さが足場を使う方達にも伝わり、高い評価をいただいていますよ。


また、近隣へのご挨拶や清掃も徹底しています。

掃除においては「足場を組んだ後の方が、地面が綺麗になっている状態」を目指して対応しています。

終わった後にお客様が、「綺麗になってよかった」と感じるような対応を心がけていますね。


他にも、全ての現場において、職人さんに写真を撮って私へ送るようにお願いしています。

写真を見ることで、離れたところからもアドバイスをすることができています。


会食を通じたコミュニケーションを大切に

ー職人さんと一緒に働くうえで、大切にしていることを教えてください。


職人の方とは月に1回の会食を設けるようにしており、そこで「もっとこうして欲しい」などの要望をお伺いしています。お互いに伝え合うことで、より良い仕事ができると考えています。


また、会議ではなく食事の場で話すことで、様々な面を知ることができます。若い職人さんからは「親方の新たな一面が見れて嬉しい」などの声をいただきました。会食を行なうことで、会社の雰囲気やコミュニケーションが良くなっていると感じています。


「足場工事業界の良いモデルケース」になることを目標に

ー今後の展望を教えてください。


今後は、「足場工事業界の良いモデルケース」になるような会社にしていきたいです。

この想いが従業員の皆さんにも伝わり、同じ方向を見て仕事ができていますよ。


ー休日はどのように過ごしていますか? 

休日は、趣味のゴルフや釣りをしてリフレッシュしていますね。

子供が野球をしているため、観戦にいくこともありますよ。


また、会社でBBQを開催することもあります。

従業員の皆さんが帰ってくる前に用意して振る舞い、喜ぶ姿を見ることが好きです。