確固たる技術力をもとに「丁寧な仕事」で信頼関係を積み重ねていく|深澤建装 深澤 翔代表
独立に向けて、がむしゃらに働く時期
ーこの業界に携わることになったきっかけを教えてください。
12年ほど前、先輩に誘ってもらったのがきっかけで、塗装施工の世界に入りました。最初は先輩の下で見習いのように働いていましたが、仕上がった後、お客様が喜んだ様子を見るのがとても嬉しかったのを覚えています。
一度、塗装施工以外の仕事にも取り組んだことがありましたが、やはり塗装施工の仕事が好きだし、細かい部分にこだわって仕上げる仕事が向いていると思えたので、再び塗装施工の仕事に戻ってきました。
ー独立するきっかけはありますか?
2度目に塗装施工に戻った際には、独立をする前提で働きはじめました。
先輩にも「本気で教えて欲しい」とお願いして、がむしゃらに働いていましたね。
とにかく独立したかったので、時代にそぐわないかもしれませんが、昼夜問わず、寝ずに働いていました。
それを5年間ほど続けたのち、独立するに至ります。
一軒一軒、自分の家だと思って施工
ーお仕事をする際に大切にしていることはありますか?
一軒一軒、自分の家だと思って丁寧に納得がいくまで作業しています。
この仕事を始めたころ、見積もりに行った時に「前回の塗装屋さんがよくなかった」「営業にきた人がいい加減だった」「金額が高いばかりで、親身になってくれない人が多い」と言う声を聞いていたので、できることから取り組もうという意識を持っています。
この意識を持って仕事をしているおかげか、クレームがきたことはありませんし、紹介を繋げていただけることも増えていきました。
ー他に強みだと感じることはありますか?
以前は、ハウスメーカーの仕事にも取り組んでおり、そこで基礎的な力をみっちり叩き込むことができました。徹底したマナーや高度な技術が求められる現場なので、自然と基礎的な力が身についていったと感じています。
深く長い付き合いで培われた信頼関係
ー仕事仲間とはどのような関係性を築いていますか?
一緒に仕事をしてくれている仲間は、数社あります。どの会社も長く深い付き合いを続けられているので、お互いに信頼したなかで仕事ができていると感じています。
仕事仲間には自分のやり方に納得してもらえているうえ、現場管理は自分でおこなっているので、手を抜かず、丁寧な仕事をしてもらえているので、とても助かっています。
ー将来の夢があれば教えていただけますか?
今は地域密着でさせてもらっているので、まずは地域でNo.1の会社になりたいと考えています。地域で1番信頼されれば、地域を救うことにもつながるので、ぜひ成し遂げたいですね。
ープライベートではどのように息抜きをされていますか?
休みの日には、2人の子どもと遊ぶなど、家族と過ごす時間を大切にしています。また、コロナ禍以前は仕事仲間との飲み会もしばしばしていました。
コロナ禍が落ち着いたら、楽しく飲み会ができたらいいなと考えています。