社員の意見を大切に、様々な通信回線をお届けしていく | ユーキエンジニアリング株式会社 部長 片山さん

今回は岡山県を拠点として、テレビやインターネット、電話といった通信回線の工事や保守をされているユーキエンジニアリング株式会社の片山さんに設立当初のお話や会社の雰囲気をお聞きしました。
2021/05/25

幅広い通信回線をお届け


−−御社の事業内容を教えてください。

岡山をメインにテレビ、インターネット、電話の工事、調査、保守を行っています。現在は主にケーブルテレビ会社の工事と調査、申請業務、保守をやっています。


−−通信業に携わるようになったきっかけを教えてください。

前職から社長の藤田と同じ通信会社に勤めていました。藤田はその会社を辞めて、自営業でやっていたのですが、事業が大きくなりそうなので会社にしようという時に、私も前職を辞めて時々藤田の仕事の事務作業を少し手伝っていたので、声をかけてもらいました。

藤田から「会社にするのですが、一緒にやりますか?」という質問を受けたので「じゃあ、やります」と言ってメンバーに入れて頂きました。

私は前職で同じ会社にいたときに藤田とあまり話をしたことがなかったのですが、面白い人だろうなという印象があったので面白い会社で働けるかもしれないと思い、立ち上げ当初から今まで一緒にやってきています。


−−通信業のお仕事で一番大変だったのはどういったところですか?

全く知らない分野だったのですべてが分からなくて、最初は大変でした。機械の名前もそうですが、用語がまず分かりませんでした。皆の言っていることや工事についてまるで理解できなかったので、お客様にアポ連絡をする際などに、工事内容などを聞かれても自分で答えられないというのは最初とても苦労しました。

現場で作業をしている人に、日々何をしているのかを積極的に聞いて教えてもらうことを積み重ねて少しずつ分かるようになっていきました。作業員の方が話をしてくださる方々だったのでありがたかったです。


−−設立当初に苦労されたことを教えてください。

立ち上げ当初にいたメンバーの専門分野はみんなバラバラでした。私を含めて3人でやっていたのですが、同じ業種でもそれぞれ携わってきた分野が違っていて。藤田が調査、もう1人は工事、私は事務作業を経験してきました。

お互いの業務内容をほとんど知らずに集まったので、連携をとるのが難しかったです。それぞれが知らない間に知らないことをやっていることもありました。3人とも仕事を1人ですることに慣れていたので、会社としてみんなでやるという環境に慣れるのが難しかったです。

そこで、社長がどんな会社にしていきたいかという理想像のようなものをつくって、その理想像に沿うような形で改善していきました。

社員の意見を大切にする会社


−−企業理念はどういったものですか?

会社として、というよりは自社にいる人がどうしたいかをメインに進んでいます。企業理念というのはあまりはっきりありませんが、社員のみんなが強くそうしたいというならば、サポートする会社ですね。

社員の意見をしっかり聞いてくれる会社なので、やる気がある人は何でも出来ると思います。特に事業分野にもこだわりはないので、やりたいというビジョンがあれば実現する可能性があると思います。


−−片山さんは部長としてどのような部分を苦労されましたか?

うちはちょっと変わっていて、最初に始めたときのメンバーは3人のうち、社長以外の2人はなりたい役職に就けました。私は部長になりたかったので「部長になりたい」と言ってならせてもらって、今に至ります。

設立当初は事務の担当者が私だけだったので、全然大変ではなかったのですが、部署の人数が増えるとやっぱり難しいと思うようになりました。前職では管理職というものを経験したことがなかったので、会社から管理職に求められるものや、自分の仕事は何なのか今でも模索中です。


−−片山様がお仕事をする際に心掛けていることを教えてください。

伝達の正確さと早さです。伝達が疎かになると、無駄やミスが生まれ、お客様に迷惑をかけてしまいます。

あとは連携です。現場作業員の方々は違う会社で、個人事業主さんも多いので、それぞれ作業内容や現場の出来事を必ず私たちの事務所に報告してもらっていますし、それを自社のメンバーでも共有するようにしています。

この時代、通信インフラはより一層必要とされるものに


−−協力会社を募集されているそうですね?

工事は一次請けになるので、私たちから外線工事や保守を外注さんに依頼しています。本社の機能としては基本的に管理業務になります。

自社の現場作業員もいますが、人数がまだ少なく、外注さんにお願いしています。自社の施工件数を増やしていきたいと思い、協力会社さんを募集しています。


−−お取引するうえでの判断基準はありますか?

工事の正確性や人柄ですね。お客様のところに訪問する仕事が多いですので、お客様からどう見られるか、丁寧な作業ができるかという点は大切にしています。あとは誠実かどうかですね。私たちに対してもそうですし、お客様に対しても誠実に対応してくれるかどうかを大切にしています。


−−コロナの影響はございましたか?

通信業なのでどちらかというと受注が増えました。家にいることが増え、テレビやネットなどの通信環境が重要になってきたので、1年前より忙しかったです。

普段はテレビを観られない方や「テレビは地デジだけでいいよ」とおっしゃっていた方も、ケーブルテレビに加入して多くのチャンネルを見たいとおっしゃるようになり、新規のお客様は増えたと思います。


−−今後の課題を教えてください。

課題は業務をどう管理していくかですね。現在創立3年目に入り今のところ滞りなくいっているのですが、もっと事業を拡大したいので今後多くなるであろう案件数をどう管理していくかが課題です。

目指すところは一次請けの管理会社なので、多様化する案件に対して柔軟に対応していきたいです。

あとは、社内外との連携です。自社作業員、協力会社さんは増やしていきたいなと思っています。経験者がなくてもやる気がある方であれば、歓迎しています。屋外で行う業務が多いので体力がある方は大歓迎です。

さいごに

設立当初のエピソードや会社の雰囲気をお話ししてくださった片山さん。経験を問わず、体力のある意欲的な工事スタッフを募集されているそうです。ユーキエンジニアリング株式会社にご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。

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