必要なデザインを全て提供できる体制で、スピード感と高い提案力が強み|株式会社ニタラボプラスパートナーズ 二田 篤志代表
20年以上の経験から独立
ーこの業界に携わるようになったきっかけは?
もともと建築系の学校に通っていたので、そのままの流れで設計事務所に就職しました。
ゆくゆくは独立も考えていたのですが、まずは会社員として働いて経験を積むことを考えていましたね。
その後は、不動産で設計に携わる営業や、オフィスの管理業を中心に仕事をしていました。
そういったこともあり、起業したのは2018年ですが、それ以前に20年以上の経験を積んだことになります。
起業する時には、当時飲食店のエリアマネージャーをやっていた私の実弟に声をかけて、参画してもらいました。
スピード感と高い提案力
ー貴社の強みはなんですか?
スピード感と高い提案力は、特に評価されていると思います。
スピード感という点では、他の設計事務所に比べて、仕事の目的にたどり着くまでが早いと自負しています。
何となく仕事をするのではなく、何のためにこの業務を行うのかを意識しながら作業しているため、スピードを速めることができるのです。
提案力という点では、図面が斬新という評価をいただくことが多くあります。
基本的には、建築系の会社はそれぞれ得意な分野があって、木造なら木造、RCならRCという風に、部分的に特化している傾向にありますが、弊社では木造、RC、鉄骨など、かなり多彩な経験があります。
多様な工法を取り扱っているので、枠にとらわれない提案が出来ています。
常にお客様にとってのベストは何か考える
ー大切にしてることなどはありますか?
モットーにしているのは、お客様主体で仕事をさせていただくことです。
企業主体になりすぎないようにすることを念頭に置いています。
デザイン系の仕事ですと、やはりお客様の意見は聞きつつも、デザイナー自身の好みがどうしても入ってしまいがちです。
しかし、それを入れてもお客様に満足されるとは限りませんので、BtoBであれ、BtoCであれ、お客様にとってのベストは何かを常に考えています。
私自身が営業をやっていたり、収益物件をもっていたりするため、お客様の目線に立ってご提案をするように心がけています。
兄弟からではの連携が強みに
ーご兄弟で事業に取り組まれている事の強みを感じることはありますか?
弟が営業として、事業の繋がりを横に広げてくれているので、そこから連携して、縦により深い関係性を作るのが私の仕事だと思っています。
違う分野で役割を果たしてくれているので、連携が早くなっているのだと思います。
また、弟のみならず、事務所スタッフとも、しっかり連携しています。
自社建売についても現在計画中
ー今後の事業のプランはありますか?
ただ確認申請だけを通す仕事ではなく、そこに付加価値をプラスして提供していきたいと考えています。
パースの描画やデザイン、電気図面、外構の図面まで対応しているため、最初の作業から最後の引き渡しまで、必要なデザインを全て提供する体制は整っています。
また、不動産業も立ち上げているので、売買の面までフルサポートが可能です。
自社建売についても現在計画中でして、実際に実現可能な設計事務所であると思っています。
このように様々な事業形態を展開しているため、今後はそれに合わせた付加価値を多く提案していきたいです。