幅広い技術と現場での対応力を強みに独立
10年の経験を積んで独立
ーこの業界に携わるきっかけは何でしたか?
私の仲間がやっていたことがきっかけでした。
体を動かすことが好きだったこともあり、給排水設備工事に楽しさとやりがいも感じていました。独立前は、同じ業種の数社で10年ほど、現場での経験を積んできました。
ー独立のきっかけはありましたか?
以前働いていた会社が、個人で行なっているところで、社長と自分の2人で現場対応をしていました。その中で、賃金に関する問題が何度か続いて、別の会社にいくことも考えました。
しかし、これまでの経験で得た自信と30歳の節目ということもあり、不安もありましたが、自分でやってみようと独立しました。
強みを意識し、一つ一つの現場に対応
ー独立の不安をどのように乗り越えてきましたか?
私の業種は、安定して仕事を行なうというより、何か問題があった時に呼ばれるケースがほとんどなので、どうすればたくさん受注できるのかを考えました。
その中で、他の人と比較して、「これなら自分は誰にも負けない」という強みを自分の中で考えて、一つ一つの現場に対応していきました。
そこから、仕事の受注数を増やしていくことができましたし、他にも自分から営業をして仕事をいただく機会を作っていきました。
ー強みは何ですか?
仕事に関しては、一切手を抜かずに当たり前のことを当たり前にやることと、幅広く工事を行なえるスキルがあることですね。
雇用されていた時の戸建をメインとした経験、お客様とのコミュニケーション、各現場を丁寧にしっかりと対応してきたことで、幅広いスキルを身に着けています。
それに加えて、社交的な部分もあるので、初対面の人でもコミュニケーションを取れ、すぐに仲良くなれるのも一つの強みです。
道具は綺麗に、事務所の整理整頓も大切に。
ー仕事の中で大切にしていることはありますか?
道具を綺麗に扱うことですね。現場が終わって時間があるときには、道具の汚れを取ったり、整理整頓を心がけています。
道具などを使っていて、壊れたらすぐ買えばいいと言う方もいます。
しかし、私は道具を大切にしたいという想いが強いので、必要な道具一式を揃えていますが、一つ一つ大切にした上で、新しいものを購入する感覚でありたいと思っています。
そういう考えから、事務所も常に綺麗にしていますし、身の回りを綺麗にしていない状態では、綺麗な仕事をできないと考えています。
ー大きな仕事を受注したときの協力会社はいらっしゃいますか?
会社というより、信頼している3〜4人に協力していただいてます。
自分の仕事でお願いした時は、整理整頓も含め、しっかり注意・指導もしています。
過去には、現場であまりよくない態度をとる方もいましたが、今こうして協力してくれる方たちは誠実に仕事をしているため、非常に信頼しています。