完全無事故の責任を果たし、モンゴルと日本の架け橋になりたい | モンポン株式会社 営業兼事務 ヒシグスレンさん
産業用太陽光パネルの設置などをおこなう
−−事業内容を教えていただけますか?
メインは、産業用太陽光パネルの設置工事をおこなっています。弊社は全員モンゴル人で構成されていますが、設立する前から代表と仲間とで対応してきたノウハウを持っています。
また、ハウスクリーニングや内装リフォームの手元作業員として現場に入ることもあります。
−−産業用太陽光パネルの設置は、具体的にどのようなことをされるのですか?
うちは特に経験がある架台・パネル・フェンスの取付を請け負っています。一式というよりは特化して作業をしています。特化しているからこそ、自信があるんです。
最近は、戸建て用の太陽光パネルの設置もできるように、勉強しています。習得したら、近い将来に請け負うつもりです。
−−社員は全員モンゴル出身のかたなのですか?
ええ。現在はパート・アルバイト含めて20名おり、全員モンゴル人です。
現在モンゴルで日本語を教えて、日本で働けるように育成する事業の準備をしています。ゆくゆくは、日本で人材が不足しているところにモンゴル人を紹介するような仕事もしたいと思っています。
−−「モンポン株式会社」様の社名の由来はありますか?
モンゴルの「モン」と、ニッポンの「ポン」なんです。代表は「モンゴルと日本の架け橋になりたい」と言っています。これから事業を拡大して、両国のつながりを強くしていきたいです。
仕事後に振り返りをおこない、PDCAをまわす
−−御社の強みはなんですか?
安全性を第一として、完全無事故で作業するように心がけています。
完全無事故を実現するために、仕事が終わった後のコミュニケーションを大切にしているんです。その日の仕事の感想や、翌日に注意するべきことを必ず話しています。うまくいかなかったことは指摘し合って、順次ルールを決め、守っていくように声を掛け合っているんです。
−−朝礼だけではなく、仕事終わりにもあえて話をするのですね。
代表だけが口を出すのではなく、従業員の意見を聞いて、みんなで話し合っています。
また、作業スピードの速さにもこだわっているんです。話し合いのときにも「どう進めたら作業スピードを速くできるか?」はよく話題になります。元請さんからも、「スピード感があるね!」と評価をいただいているんです。
みんなで話し合っているからこそ、仕事に一体感が生まれるのかなと思います。
−−従業員ひとりひとりを大切にされているのが伝わります。
ひとりひとりが、なるべくストレスなく働ける環境を目指しています。現場の仕事でも、体力的にしんどいものもあれば、そうではないものもありますよね。バランスも考慮して、ローテーションで担当業務を変えるようにしているんです。
あとは、子育てしながら仕事がしやすいのも大事だと思います。例えば子どもが熱を出したら、すぐに休めるような環境にしてあげるなど。休んだ従業員ぶんの仕事は、ほかの人で補えるようにしているんです。
みんな母国を離れて仕事をしているので、ストレスなく、女性にもやさしく働きやすい環境を理想としています。
−−コミュニケーションを取る際、心がけていることはありますか?
従業員には、「どんなに些細なことでも遠慮なく言ってほしい」と伝えています。
例えば現場で水筒を置く場所がほしいとか、車のなかにこういうものがほしいとか。会社で対応できるものは取り入れるようにしているんです。
労働基準を守って責任感のある仕事を
−−従業員を雇う上で、意識していることはありますか?
弊社は、みんな在留カードを持っています。在留カードがあれば働く許可があるので、ルール違反で問題が起きることはまずありません。
労働基準もしっかり守っています。弊社では基本週4日勤務なのですが、出張となると作業時間が多くなることも事実です。その場合は1ヶ月くらいまとめて休みを取ってもらっています。それぞれが持っている在留カードによって労働時間が違うので、しっかり確認して対応しています。
−−最後に、元請様にメッセージをお願いします。
弊社の社員は責任感が強いです。仕事を任せていただけたら、失敗がないように徹底的にコミュニケーションを取りながら取り組みます。
また20代30代と若い社員が多い会社です。体力には自信を持っているので、ぜひ一度一緒に仕事ができたらと思います。
さいごに
コミュニケーションをしっかり取り、無事故を目指していると話すモンポン株式会社の営業兼事務のヒシグスレンさん。モンポン株式会社にご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。