若さを武器に技術を身につけ、設備工事を一式担う | 株式会社エーエステクニカル 荒木田勇一代表

給排水設備の工事をメイン事業とする、株式会社エーエステクニカルの代表・荒木田勇一代表に、会社の魅力や仕事をするうえでのこだわりを伺いました。
2021/07/09

配管設備なら一式おこなう


−−事業内容を教えていただけますか?

給排水衛生設備や上下水道設備、消火設備などの工事をおこなっています。具体的には、マンションなどのひと部屋ひと部屋に、水やお湯、排水を通す配管工事ですね。新築も改修工事も、どちらも対応しています。


−−幅広く配管工事の仕事をされているのですね。

給排水がメインではありますが、空調も換気も消火も、全部対応できます。建築業界では当たり前だと思うのですが弊社は2019年に法人化した若い会社でして、

若くても「配管の設備工事は一式できますよ」というのが強みです。


−−御社はどのような人が働いているのですか?

みんな若いです。会社には20代しか所属していません。若さは強みでもあり弱みでもあると思うんですが、体力には自信があるためスピーディーに動くことができます。


社員には少しでも早く仕事を覚えてもらえるように、一緒に現場に行って、都度フォローをしています。社員7名のうち5名は職人ですが、みんな一生懸命やっています。


ただ、ぼく自身十数年仕事をしていても、わからないことがまだたくさんあって。2~3ヶ月の経験でできるようになる業種ではないので、社員と一緒に成長していきたいと思っています。

施主さんから直で仕事をもらえる企業に


−−会社を設立したきっかけは何ですか?

実は9年ほど前、前職を辞めて転職活動をしていたんです。でもうまくいかなくて、どこにも入れてもらえなかったんですよ。仕事しないと生活できないから、どうしようかと思っていたんです。


とりあえず、仲間内に声をかけて一人親方として仕事をもらおうかなと思ったところが始まりでした。


独立の不安より、仕事がない不安の方が大きかったですね。やるしかないかと思って、個人事業主から始めました。


ありがたいことに仲間も売上も増えてきたので、19年に法人化したわけです。


−−やむを得ず始めた仕事が、ここまで大きくなったのですね。

そうですね、ついてきてくれる仲間や社員がいたからですね。


やむを得ずはじめたものの、当時から施主さんに直で仕事をもらえるようになりたいとは思っていました。


同類の会社と一緒に仕事をするのでは意味がないじゃないですか。「設備だったらエーエステクニカルに任せる!」と一番最初に思い浮かぶ会社でありたいですね。


−−施主さんから直で仕事をもらうためにやっていることはありますか?

客層を変えることと、できることを増やす準備ですかね。


客層を変えるのは、ぼくが担当している営業活動に関わるのですが。新築を扱う会社さんとか、新築を建てられる土地を持っている方とかに営業をしています。


できることを増やすというのは、資格取得などですね。取引に必ず必要な建設業の許可があるのですが、まだ持っていないんです。許可が取れたときが、本当に勝負かなと思います。


だからこそ、許可を取るまでに準備をしたいんです。「設備の仕事だったら一式できますよ」と今以上に胸を張れるよう、社員とがんばっています。


−−これからどんな人と一緒に働きたいですか?

元請さんと協力会社さん、それぞれに営業をしているのですが、

元請さんにはやはり、設備工事一式を任せていただきたいですね。実際に営業をしていると「全部お願いするから、何事もなくやってくれ」と言われることが多くて。発展途上の会社ですが、若い私たちに期待してもらえたら嬉しいです。


協力会社さんは、どの分野でもいいので強みを持っている業者さんとお付き合いしたいと思っています。例えば「空調はできるけど給排水はできない」という業者さんには、もちろん空調をお願いしたいです。得意分野を活かせるような、仕事の振り方をしていこうと思っています。

しんどいことが多くても、社内は楽しく!


−−荒木田社長ご自身は、なぜ設備の仕事を始めたのですか?

水道というのは、人間にとって必要なものじゃないですか。だから心のどこかで「なくならない仕事だ」ととらえていたのだと思います。


高校を卒業して、すぐに配管工事をおこなっている会社に入りました。


−−先を見据えていたのですね。

いや、当時は何も考えていなかったですけどね。今思えばの話です。


転職活動のときに他の業種も考えたのですが、結局同じ業種を選びましたね。なくならない仕事であることと、「技術があるから続けないともったいないな」と思ったのがきっかけでした。


−−仕事をされるうえでのこだわりは何ですか?

社員に「エーエステクニカルで働くのが楽しい」と思ってもらうことです。


先ほども話した通り、この業界はすぐに仕事ができるようになるわけではなくて、技術を身につけるまでは、しんどいことが多いんですよ。


だからこそ社内が楽しくなるように、バカ話から真面目な話までいろいろな話をします。コミュニケーションが取れているうえで、仕事の話も混ぜていくというか。


ぼくの場合、仮に仕事が楽しくても、社内が楽しくなかったら仕事を続けようと思えないんです。役職関係なく、社員とは身近な関係性でありたいと考えています。

さいごに

若い会社でもできることを着実に増やし、成長を続けている株式会社エーエステクニカル の荒木田勇一代表。株式会社エーエステクニカルにご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。


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