周りから認められ独立へ!工事もコミュニケーションも丁寧な寺島建装
「きちんとした仕事がしたい」
ーこの業界に携わるきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。
もともとは友人の紹介です。17歳の時、ずっとアルバイトをしていました。
「きちんとした仕事がしたい」という思いはずっとあったので、塗装業で働いていた友人から声をかけられて正社員として働くようになりました。性格的に細かい作業が好きな方で、塗装の作業は楽しくやれましたね。
ー独立するまでには、どのような経緯がありましたか。
5年ほど正社員として経験を重ね、22歳の時に独立しました。
最初の会社では基礎的な部分しか教えていただけなかったのですが、次の会社に入った時に一人で現場に向かう機会も増え、高圧洗浄など様々な技術を習得できました。
プロの目線で技術を認められ、独立の自信へ
ー独立するという決心はどの様な思いからされましたか。
最後に正社員として働いていた会社にいる時、独立への気持ちが強くなりました。
その会社では「塗装に向いてるね」と言われたりしていて、周りから認められている実感を持つことができました。プロの目線で技術を認められたことが独立への自信につながりましたね。
元請けのお客様を探す努力を
ー独立した当初はどの様な苦労がありましたか。
最初の半年はかなり大変でしたね。その頃は請負の工事ではなく他社の手伝いばかりでした。
金銭面でも厳しいですし、この働き方では社員として働いている頃と変わらないというのが辛かったですね。なので、その状況を変えるために必死に元請けのお客様を探す努力をしました。半年経つ頃には請負の工事を受けられるようになりました。
ー元請けのお客様を獲得できるようになったのは、どのような変化があったからなのでしょうか。
周囲にリフォーム会社で働く友人が多く、彼らに紹介していただいて仕事を獲得できるようになりました。そうして請負の工事をするうちに順調に仕事量が増えていった形です。
丁寧にお客様とのコミュニケーションも大事に
ー紹介してもらったチャンスを逃さず、仕事で信頼を勝ち取ったわけですね。請負で仕事をする中で、どの様な点が強みとして評価されていると感じますか。
元請けの方から「お客さんからいい人で丁寧だったと言われた」とお礼を言っていただいたことがあります。仕事をしていていただく言葉の中で一番うれしい言葉だと思います。
仕事を丁寧に行うのはもちろんですが、お客様とのコミュニケーションも大事にしています。仕事の細かい内容も聞かれればしっかり答えますよ。
「仕事ができる人は道具を綺麗にする」
ー仕事を行う上で、大切にされている事はありますか。
道具の整理整頓は特に気をつけています。「仕事ができる人は道具を綺麗にする」というのが塗装の現場での基本です。お客様にも見られていますからね。
綺麗に塗装するのが仕事なのに、道具がぐちゃぐちゃでは信頼を損なってしまいます。
ー新しい技術を得るために気をつけている事はありますか。
今はSNSの時代なので、他の人の仕事のやり方なんかは常にチェックしていますね。知らない道具もまだまだあります。
従業員を増やしていきたい
ー緒に仕事をされているのはどのような方々ですか。
もともと友人で塗装の仕事を一緒に始めた者です。馴れ合いではなくお互い切磋琢磨しながら頑張っていますよ。
ー将来の展望などはありますか。
従業員を増やしていきたい気持ちはあります。
理想としては、自分は営業を行って工事を職人にやってもらう形を目指しています。お客様とのコミュニケーションは絶対に大事にしたいので。
ー休日はどのような過ごし方をされていますか。
犬と一緒に出かけることが多いですね。あとはショッピングにも行きますし。昔野球をしていたので従業員とキャッチボールすることもあったりしますよ。