思いや誇りを共感してくれる仲間と!俊和工業が評価をいただくワケ
それ以外の選択肢は頭になかった
ーこの業界に携わることになったきっかけを教えてください。
元々は工業高校に通っており、その流れで職人としてキャリアをスタートさせました。
当時はネットも無く、それ以外の選択肢は頭になかったですね。高校時代から物を取り付けたりする仕事がしたいという思いが漠然とあり、金物取付の会社に入社しました。
父との会社を立ち上げ、その後独立へ
ー独立に至るにはどのような経緯がありましたか。
小さい会社にいた時に、2. 3年くらいで仕事が無くなってしまったことがありました。
家族を養わなくてはならないので、父親のつてで塩ビダクト工事の会社に転職したのですが、その会社にいるころに独立したい気持ちが生まれました。
その頃、現場監督をしている父親が機械工事の職人として独立したんですね。
父は現場監督としての経験はあったのですが、職人としての技術があるわけではありませんでした。このままでは父は仕事をもらえないだろう、母親が食べられなくなってしまうと心配になり、5年くらいという約束で父親の会社を一緒に立ち上げました。
父親と一緒に機械工事の会社を5年ほど運営し、父親の仕事にも慣れてきて落ち着いたタイミングで独立しました。
機械工事は役所が絡んでいたりする大きな現場が多いんです。そういった仕事をこなすには法人化が必要だと考え、独立に至りました。
様々な業種の経験が自信に
ーご自身も経験を積みながらお父様の会社を手伝う中で、独立前から会社の運営経験もされていたということですね。
そうですね。当時の親会社が一式の請負を行っていたのも良かったです。
様々な業種の経験を積むことができ、独立する自信に繋がりました。親会社の方から依頼を貰うことも多いです。現在は父親の会社に入社してくれた高校時代の同級生と2人で頑張っています。
好評をいただけることが多い
ーご自身の強みはどのような点だと考えていますか。
職人として頑張ってきて良かったな、と思えるくらい良く言っていただけることが多いので、そんな仕事をできているという部分ですかね。
一度現場に行くと「これもお願い」と声をかけていただくことが本当に多くあります。そういった好評をいただける分の仕事はできているのかなと思っています。
安全と積極的に取り組む姿勢
ーお仕事をされる中で、大切にしていることを教えてください。
やったことがないような仕事でも積極的に取り組むようにしています。
あとは、安全ですね。今の現場はいい意味で安全にうるさいんです。人より安全にやろう、と意識していると他の協力会社の方々も協力してくれます。
また、物を取り付けるという「形の残る仕事」をすることに誇りを持っています。将来、自分の子供に「これがお父さんの仕事だよ」と自信を持って言えるような仕事をしたいですね。
ー現在一緒に仕事をされている方は同級生と伺いましたが、どの様な関係性で仕事をされていますか。
自分の仕事にかける思いや誇りに共感してくれており、同じ意識の高さで仕事してくれていますね。プライベートでも仲が良い友人ですので、不思議な感じです。
将来的にはリフォームなども
ー今後の展望などありますか。
5年くらいのスパンで色々考えています。
具体的にはまず人を増やす。工場を借りて会社の基盤を固める。機械工事・金物工事を強化し、将来的にはリフォームなどもやれるようにしていきたいと思っています。