リペアの技術力はもちろん、対応力、スタッフの接遇にも自信|株式会社佐藤装芸 佐藤高由社長
20年のキャリアを経て会社を設立
−−リペア専業のお仕事をされているのですか?
そうです。主に一般住宅を対象に、日常生活や工事で発生してしまったフローリングや建具、アルミサッシなどの傷をきれいに直す仕事です。
取引先としては、リフォーム業者さんをはじめハウスメーカーさんや工務店さん、内装業者さん、不動産業者さんなどですね。
−−佐藤社長がこの仕事を始められたきっかけを教えてください
もともとはフローリングの施工をしていたのですが、腰を痛めてちょっときつくなってしまったんです。そんなときにちょうどこの仕事のことを知って転身したという次第です。
リペアの職人さんに付いて技術を学んだあと、20年くらい一人親方としてやってきたのですが、一人だとある程度限界がありますよね。そこで法人化して事業を拡大しようと考え、8年ほど前にこの会社を設立したんです。
−−法人化当初、苦労されたのはどのようなことですか?
会社は、仲間と2人でスタートしました。ですから最初の苦労はやはり人員確保、スタッフの採用でしたね。あとはまあ事務所を構えるなどお金もかかりましたから、資金繰りでしょうか。
そこから少しずつスタッフも増えて、現在社員は6名となりました。仕事もそのぶん安定してきたのですが、まあコロナ禍の中でまだまだ苦労しているというところです。
−−コロナ禍でたいへんだったことはありますか?
お客様の居宅に伺う案件や住宅の新築工事自体が延期や中止になるということが続いて、去年の5月ごろには受注が半減しました。しょうがないので一時期思い切って休業するなど、戸惑いながらもなんとか対応してきた感じですね。
マナー、身だしなみも徹底して教育
−−今、会社の雰囲気はいかがですか?
男性4名女性2名のスタッフが現場で活躍してくれています。以前は定期的に食事会などをしていたのですが今はそれもできないので、雰囲気は悪くはないけれども、ちょっとコミュニケーション不足かもしれない。やはりコミュニケーションはすごく重要ですね。
−−佐藤社長が仕事で大切にしていることを教えてください
やはりお客様からの信用・信頼が命ですから、まずは技術力。技術レベルの高さには自信があります。それから、うちはスタッフのマナーやアピアランス(身だしなみ)、報告・連絡・相談、そういったところも徹底して指導していますから、安心して現場を任せていただけると自負しています。
あとは対応力ですね。「急で悪いんだけど何とかならない?」といった急ぎのご依頼も極力お断りすることなく、即日対応できるように心がけています。きっちりきれいに仕上げるというのはできて当たり前で、マナーとか対応力といった部分がやはりリピートにもつながるプラスアルファのポイントだと考えていますから。
−−初心者からスタートしたスタッフもいらっしゃるのですか?
キャリア20年以上のベテランもいますが、基本的にはみんなゼロから教えて育てたスタッフです。うちでは入社から最低半年くらいはみっちり勉強です。最初の3カ月間くらいは研修期間という感じで、それから実務を経験しながら2、3カ月後にテストをやってと。そういうプロセスを経て、一人で現場へ行ってもらうというのが基本的な流れですね。
さらなるチャレンジの真っ最中
−−営業活動はどのようにされているのですか。
ホームページがある業者さんの所在地や業種を見て1件1件アプローチしたり、うちのパンフレットをお送りしたりといったことをしています。
リフォーム業者さんと、戸建住宅を手がけるハウスメーカーさん・工務店さんですね。ゼネコンさんが建築されるような大規模マンションだとうちの規模ではまだ対応が難しいですし、料金的に厳しいケースもありますから。
−−取り引きを検討される上で重視していることはなんですか?
基本的には建築に関わる業者さんすべてとお取り引きしたいと思っています。リペアのニーズってどこで出てくるかわかりませんし、直接ニーズがなくても知り合いにご紹介いただけることもあるからです。
−−今後のビジョンを教えてください。
10人から20人規模の会社にしたいと思っています。現場スタッフを増やすことはもちろんですが、それに見合った仕事を受注していくために営業担当も入れたい。経営・組織・営業力、この3つを整備していこうと今まさに取り組んでいるところです。
−−拡大したら大規模マンションなどのリペアも視野に入れられていますか?
そうですね。スタッフが増えたらそういう現場も固定していきたいですし、そうすると営業のターゲットも広がるというか変わるかもしれません。
−−それでは、あらためて会社PRをお願いします。
繰り返しになりますが、技術力には自信がありますし急な仕事もお気軽にご相談いただきたいこと、スタッフ全員のマナー、アピアランスも徹底して教育しているので安心してお任せいただきたいということをお伝えしたいと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。
さいごに
全員のコミュニケーションを大切にしつつ、規模と仕事量のバランスの取れた成長を目指したいと語る佐藤社長。前を見据えつつも先を急ぎ過ぎない、そんな経営姿勢が伺えたお話でした。
東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県におけるリペアのニーズがございましたら、下記よりご連絡をお願いいたします。