時代に合わせて常に変化する施工管理会社へ|株式会社 アトラス 馬内敦代表
時代に合わせた施工管理会社に
−−事業内容を教えていただけますか?
主な業務は施工管理です。内装全般の管理をしており、工程管理・品質管理・安全管理をしながら工事完成までの仕事となります。
当社に依頼のある工事は、デザイン性の高い物件が多く、デザイン性の高いオフィスや店舗の工事依頼が特に多いです。
−−御社が施工管理をするうえでこだわっていることは何でしょうか?
現在はデジタル化を強化しようと考えています。今は普通になりましたが、業界に先駆けてZoomなどを活用して打ち合わせをしていました。移動時間の短縮にもなって、効率化が図れますので。
DXを意識し、時代に合わせた施工管理会社に変化できるように努力していきます。
−−大阪にも拠点がありますよね。
そうですね。大阪や名古屋などの近畿地区の仕事も受注していこうと思い、拠点を作りました。京都出身の社員がいたことも大きいですね。
以前は大阪方面のご依頼をやむを得ずお断りしたときもあったんです。東京から出張すると、時間や金銭面での制約がありまして1つのハードルとなっていました。
−−社名にはどのような思いが込められていますか?
ギリシャ神話で、「アトラス」っていう地球を背負っている神様がいるんです。
地球を背負うとまでは言いませんが、弊社も業界や会社、社員の責任を背負っていける会社でありたいと思い社名にしました。
最後までこだわりを持った仕事を
−−管理事業をメインされたきっかけを教えてください。
一式工事をするようになって、管理者が必要になったんです。
もともとLGS/ボード工事をおこなっていたのですが、お客様から「クロス工事や解体工事もやってみないか」と言われた事がきっかけで、事業を拡大していきたいと思いました。それと、職人が管理者として活躍出来るようにならないかと思ったんです。
というのも、うちの社員は40代~50代の社員が多くて。体力的に職人の仕事を続けるかどうか考える歳ですよね。
であれば、管理者として活躍できた方が長く働けて良いのではないか思いました。今では、社員以外も含めて6名が現場管理者となりました。
何がどれだけ重いか、ひとりで持つと危険といったリスク管理は元職人だった経験が強みの1つであり、一緒にいる現場の職人の気持ちが理解できるのは弊社の管理者の強みですね。
−−職人から管理者になって、大変だったことはありますか?
完成するまで、責任を持つことではないでしょうか。
職人と管理者の大きな違いは、最後まで責任をもって工事を収める事ではないでしょうか。職人のころは、自分が対応した工事のあと何をしているのかすら、あまり考える事がありませんから。
管理者になって、一つひとつの仕上げを厳しい目で見られるようになった社員は多いと思います。大変な面もありますが完成したものを見られるのは、喜びでもあると思いますけどね。
−−これからどんな人と一緒に働きたいですか?
仕上がりにこだわりを持てる会社様がいいですね。うちは仕上げの制度の高さを求められるお客様が多いので。
あとは、時代の変化に合わせて、弊社と一緒に変化し続けてくれる会社様と長いお付き合いが出来たらと思います。
一番大切なのは、社員の幸せ
−−馬内社長も、もともと職人さんだったのですか?
はい。でも首がヘルニアになって
職人を続けられなくなったのがきっかけで、会社を立ち上げようと思ったんです。
−−経営者として大切にしていることはありますか?
社員の幸せですね。社員が幸せでなければ、会社として存続する意味がないと思っています。経営理念の1つは「社員の幸せ」です。
社員を幸せにするには、会社の発展も不可欠だと思っています。会社の発展の為には「仕事のやりがい」などでの満足度を上げる必要があります。
−−身近な人の幸せを考えているんですね。
そうですね。例えば、長く働ける環境にしたいすね。
もちろん、お客さんの満足度も大切にしています。お客さんが100%の仕上がりをイメージしているのであれば、それ以上の120%の仕上がりをお渡しできたらと思っています。
お客様に満足していただくためにも、工事のスタートから見えなくなる下地の強度のしっかりしたものを作って、寿命が長い内装が作れるようにしています。引き渡し後も責任がありますので。
さいごに
社員の幸せを一番に考え、時代に合わせた変化も追い求める株式会社アトラスの馬内敦代表。株式会社アトラスにご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。