簡単にSNSで連絡できる時代だからこそ、相手の思いや発言を思いやる気持ちが大事|株式会社トップロード中道社長
父の影響を受け空調設備の業界に
−−御社のお仕事について教えてください
東京都足立区を中心に都内・近県で商店や工場、商業施設、病院、公共工事などを主に、空調設備の取り付け工事を行っています。
創設は平成10年なんですが、初めの頃は父親の仕事を手伝いながら技術を覚え、個人事業主として経験を積みながら自ら新規取引先に営業に回り、徐々にお得意様を増やして10年後、やっと株式会社トップロードを設立しました。
父親の同僚の方や地元の仲間、現場で知り合った職人さんたちに助けられながら、なんとか会社を設立をすることができました。
−−なぜ空調設備会社を立ち上げたんですか?
父親が元々設備関係の仕事をしておりました。小さい時に、近所の学校や施設に父親が取り付けをした空調設備を見せてもらった時、空調関係の仕事に興味が湧いてきたのを覚えています。
高校生の時にはとにかくお金を稼ぎたくて色々な業種のアルバイトを経験しました。建築関係の仕事・引っ越し作業員・運送関係・解体業・塗装など、本当たくさんやりました。とにかく学校以外の日は、何もしないのがもったいないと思っていたので、必ずアルバイトを入れていましたね。
その中で父親がやっていた空調の仕事で時々バイトとして使ってもらい、バイトをやっているうちに空調設備の仕事が一番肌に合う気がして、育ってきたこの場所でいつか会社を立ち上げようと思いました。
経験から学んだ人とのつながり
−−会社を立ち上げて問題はございましたか?
色々とありましたね。当たり前ですが仕事をやるのも頼むのも人で、社員もお客さんもすべて人同士です。
人によって思っていることや感じていることは違います。他人が何を考えているのか理解できず、悩むことがたくさんありました。
それでも自分の中でいつも「社員の人たちがどうしたらやりがいを持って、気持ちよく仕事ができるかな」「どうしたらお客さんに喜んでもらえるだろうか」と常に考えていました。
−−お悩みはどのように解消されたのでしょうか?
ありきたりですが、お互い思っていることや感じていることを声に出す、相手が思っていることに耳を傾ける、そうすることで早期問題解決につながります。
良いこと、悪いことありますが、それぞれ口に出して、相手に伝える事が大事だと思います。
特に良かった時は必ず口に出して、相手に伝えるように心がけてもらっています。
−−社員さん同士どのように交流を深めているんですか?
月に最低一回はみんなで食事しながら日頃を振り返り、今後の事も含め話すようにしています。
また年末には餅つき、冬には家族参加でのスノーボード旅行に行ったりして交友関係を深めています。
他社と比べて社員の年齢層が若く、和気あいあいとしているので近年はかなり雰囲気も良く、若い力のおかげか仕事にもハリがあるような気がします。
また依頼したいと言ってもらえるように
−−御社の将来に関して教えてください
会社設立して約10年が経ちました。設立当初一緒にやってきた社員も、年齢を重ねてきたので若い世代に引き継げるようにしたいです。
一緒にやってきた社員と、これからの社員が会社を盛り上げてくれることに期待しています。
−−中道社長が大切にしていることはありますか?
お客様から次につながる仕事を常に心がけています。
「またトップロードに仕事を依頼したい」そう言ってもらうために、どんなことができるかを常に考え、他社との差別化を図ることで、お客様だけでなく社員の満足にもつながると思っています。
実際に現場で関わった企業からの依頼や、現場で仕事っぷりを見てくれた別企業様から、時には通りすがりの方からも、大変ありがたい事に声をかけられる事も増えてきております。
これからも若い人材を育てて、お客様満足と社員満足を大切にしながら事業拡大していきたいです。
さいごに
会社設立までに様々な業種を経験された中道恵太社長。付き合いの長い企業様には、「本当に株式会社トップロードさんは仲が良いよね」と言われることも多いそうです。
現在仕事の依頼を多くいただいて忙しくされているという株式会社トップロードさん。ご興味ございましたら、ツクリンクサイト内でご確認ください。