業界歴30年。道具にもこだわり、信頼される仕事を積み重ねる|株式会社PDP断熱工業 安里 満 代表

株式会社PDP断熱工業 安里 満 代表 に 独立までの経緯や、想いについてお伺いしました。
2022/10/31

コツコツと積み上げた30年間 

―この業界に携わられたきっかけを教えてください。

13歳からずっと放浪しており、23歳のときに断熱工事業の会社に勤め始めました。

そこから数えると、この業界での経験は30 年近くになりますね。


たまたま出会いがあって、その会社で働くことになりましたが、初めは、なんとか食べるために、頑張っていたという感じです。


それを積み重ねている内に、31歳の時に 個人事業主として独立しました。

独立以降コツコツとやってきて、平成27年に法人化しました。


どんな現場でも収める信頼感が強みに

―ご自身での強みは、どんなことだと思いますか?

今まで、どんな現場でもおさめてきたことです。

もうダメかと思うときもありましたが、人を集めてなんとか解決してきました。

信頼は得るのに時間がかかりますが、失うのは簡単ですからね。


―そのあたりは、やっぱり仕事に対する責任感ですか?

そうですね、もちろんひとつひとつの仕事に、責任感を持ってやっています。

そのためにも、クレームのない仕事をすることを常に心がけています。納得のいく仕事をして、お客様や一緒に仕事を進める方に、迷惑をかけないように配慮しています。

気持ちよく仕事をしたいですね。



プロの道具にも愛着を持って

―仕事を進めるうえで他にも大切にしていることはありますか?

道具には愛着を持って接していますね。

こだわりがある人にはわかると思うのですが、同じ種類・メーカーの道具だとしても、どれが自分の道具がわかります。道具には、自分の癖がつくからです。

板金バサミは、必ず丁寧に手入れをして使っていますよ。


巣立った職人たちも応援

―ご一緒している職人さんとは、どんなお付き合いをしているのですか? 

やっぱり、職人さんとの付き合いはとても大事ですね。

辞めていった職人さんたちもいるのですが、その巣立ちを応援するということも大切にしています。

「自分で稼ぎたいから」と出ていってしまう方もこの業界ではよくいますが、その想いを受け止めて、ちゃんと応援するようにしています。


―趣味はありますか?

昔は飲みに行くことが大好きで、稼いだ分だけ使ってしまっていました。

いまは心を磨くことや内面の豊かさを大切にしています。

最近だと、「仲間と一緒に釣りをして、温泉入って帰ること」が楽しみの1つですね。