相手の立場に立つことで築く信頼関係|株式会社宗邦が大切にしているもの

株式会社宗邦 中村邦秀 代表に独立までの経緯や、会社の強みについてお伺いしました。
2022/12/28

確かな経験を積んだ上で独立

ー建築業に携わることになった経緯を聞かせて下さい。

もともと別の業種で勤めていましたが、前職の社長から声をかけていただき転職しました。
グループ会社の経験も含めて17年ほど勤めたのち、独立した形です。

ー独立を決めたきっかけなどはありますか。

会社員として勤めている頃から、いずれは独立したいという気持ちはありました。

軽量の足場部材が販売されたとき、これからはこの部材の時代がくると感じたのがきっかけで独立を決めました。
軽い部材というのはそれだけで価値がありますからね。


ー独立した時に苦労された点などありますか。

独立前のお客様との繋がりはあったので比較的安定はしていましたが、それでも資金繰りはやはり大変に感じましたね。
少しでも楽に進めるために会計も勉強して、試行錯誤しながら自分に合うやり方を見つけていきました。


フットワークの軽さとつながりを大切に

ー顧客から信頼を得られる、自身の強みはなんだと考えますか。

強みは、フットワークの軽さがあると思います。
地域密着で横のつながりを大切にしているので、信頼されている部分はあるかもしれません。


常に相手の立場に立って考える

ー現在、社員の方は何名いらっしゃいますか。社長として、どのような事を大切にするよう指導されていますか?

現在7名の社員が在籍してくれています。
大切にしてほしい点として、「ユーザーの立場、施主の立場に立って仕事をする」というところを伝えています。

たとえば、足場を組む・バラすといったハード面は誰でもできるわけです。
意識してほしいのはソフト面ーー近隣への配慮からはじまって、足場を組むにあたっても「どう組んだら職人さんが作業しやすいか」といったふうに、常に相手の立場に立って考えるという部分ですね。


ー「相手の立場に立つ」というところも、ご自身が以前より意識されていた部分ということですね。こういった姿勢が信頼につながっているんですね。

そうだと思います。
一度依頼いただいたお客様からのリピートも多いので、この姿勢が伝わっていると思っています。