株式会社ライト建築事務所

レゴ建築-ＮＯ8 レゴと言えば、オモチャの代表ですが、どのような建物が出来るのかを 見て頂きましょう。まず、ＮＯ-7のエコロジーなマンションの一部です。 バルコニーと部屋が戸建以上に開放的なリゾート感で暮らせる空間です。

レゴ建築　ＮＯ-7 建築の敷地は道路が碁盤状になって四角に囲まれた一つ一つが超高層ビルに なっているニューヨークの航空写真も美しく世界的にそんな街が増えている。 日本の古い木造都市の京都も同じような瓦屋根の一部に庭の植木がまたよい。 仮に、木造の街を高層化して敷地の半分ぐらいが緑地になれば世界から旅行 客がもっと来られいる街を夢に見たことがある。実現するとどれほど美しい だろうと、その前に屋根を庭にしたジグザグのマンションを書いたのです。 この写真は、木造の古い街に住みながら、空き家を大きな階段とエレベータが 天空にゆとりのある新しい街をつくる進み具合を説明したものです。

レゴ建築は幾何型です　NO6 レゴブロックは一つの同じ形のブロックを組み合わせる玩具で有名ですが、 分子構造のように組み合わせ方が無数に変わり、様々なものができます。 分子構造はたくさんの種類がありますが小さすぎて同じと思ってしまう。 EXA HORONのレゴは正方形です。レゴ建築と言えばジャングルジムの形 が浮かびますが、幾何図形は様々な似た部分に分解できる性質があり、 将棋や囲碁の局面はすごいコンピューターと戦える無数の手があるように 正方形にも無数の空間を造りこんで多様性をつくる建築ができるのです。 レゴ建築、1回目は木造の正方形の構造、２回目は正方形を5つ十字型に並 べた木造の模型で、正方形の（ブロック）数を増やせば展開は無限ですが、 「EXA」の正方形は柱の位置がジャングルジムの交点にないのが特徴です。

レゴ・マンション　NO4 前回のマンションがレゴ建築とは思わない人が多いようですが、普通の建築よりレゴの方が 実はレゴは、物ができている細胞やハチの巣と同じで余分なものがなくエコロジーなのです。 例えば、このマンションのバルコニーを見ればレゴからできる建築に興味を持つ人が増える と思っていますので、これからは外観ではなく、つくる視点からいろんな図面も見て頂きます。 このバルコニーは台形で屋外なのに部屋の一部のような、戸建てより住みたくなりませんか。 広くない土地で隣家に囲まれ、窓の外が見たくない景色の環境を一変できるマンションです。

レゴ建築-NO4 前回紹介した「組み立て自在、ブロックの家」の元祖のレゴ玩具が世界で広がっています。 建築も街も、ガラス・コンクリート・石のような硬い超高層はもう終わりにしてほしい。 超高層マンションは特にもういらないのではないだろうか。廊下も人が住む場なのに出会っても話しかける 気にもならないのは、街の道路と位置付けて建築面積から除く法律を逆手に経済を活性化したつもりだった のだろうが、今や人が活きない街に向かっている。 集まり住まう都市の公共性に相応しい、レゴブロックの超高層など、住まない人が見ても住んで楽しい安全な 住環境を創れないようでは、この容積緩和制度の撤廃も考えないと、100年前の軍艦島が日本中に広がり、 美しい日本をダメにしてしまう恐れがありますね。 廊下や外壁から楽しい声や笑顔が見え、緑もある、レゴデザインに変えてほしいものです。如何でしょうか。

レゴ建築・NO-3 レゴ建築のアイデアに共感した企業の社長がが日本経済新聞９月25日の未来面に登場しました。 モノタロウの社長から、１年前にＬIＸＩＬグループの代表になられた瀬戸社長さんです。 「世界の住環境を変えるために何が必要ですか」と７月ころに一ページの課題を読者に出されて いた多くのアイデの中で３案が選ばれた一つが「組み立て自在、ブロックの家」です。二つの アイデアの一つ「下水道を使わない水洗トイレ」もびっくりしましたが、瀬戸さんは実現したい と感激しておられた講評を読みました。私の「ＥＸＡ HORON」というレゴ建築も実現したいと 元気つけられました。 この写真は１回目のスケルトン構造の開発を共同で行った京都大学の当時教授をされ、退官後は 名誉教授として世界の木造建築の研究を様々な国で指導している小松幸平さんが強度的な計算や 実験によって生まれた世界で初めての構造が生まれた時の実験写真です。